プリウスのブレーキの違和感とは?2011/08/07

 プリウスのブレーキの話である。

 冬場に様々なシチュエーションで色々なことを試してみた。
結果、ブレーキに関し一切の違和感を感じることはなかった。
むしろ、雪上でのプリウスは秀逸な安定性とマナーを見せてくれた。

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 先週のことである。雨の一般道、下りの陸橋の先に信号があるシチュエーション。アクセル開度ゼロの回生状態で走行中、前方信号が赤に変わると同時に前車の一群のブレーキランプが一斉に点灯。私も理想よりも強めの制動を強いられ、ブレーキング。

 一瞬「あれ?」と思う挙動が!

 陸橋の継ぎ目の鉄板の上にタイヤが乗った瞬間、あたかもその上を滑走するように「滑った」感覚。これが回生が放棄されたことによるものかABS作動によるものなのか、判別はしないが、今までに経験したことのない感覚を覚えたのは事実。
 
 これがよく言われる「ブレーキ抜け」という風に表現されているものなのか?と思ったが、走行距離も20,000Kmを超え、今までにもあらゆるところで積極的にそのシチュエーションを作り出そうと思っていながらも何も起きず、はじめて経験するそれに違和感を覚えたことは事実。あんなものは取るに足らないことであり大した問題ではない、と思っていたのだが、ついに遭遇するに至り、これがそうか!と思った次第。

 ただし、危険を感じるほどではなかったので、大きな問題になるとは思わないが、車に関する知識を持ち得ない層の方々には、すぐに理解を求めようとすることは難しいのではないか、と思うレベルのものと感じる。だからあれだけ騒がれたのかと・・・。
 
 まあこれも、そのようなものですと言われれば、ああそうですかと、次に遭遇するのはいつになるやら、あと2万キロ後か???

 なかなか遭遇していない方に私見ながらひとこと、ウエット路面の下り、濡れた鉄板の上でブレーキを。100回もやれば多分体験できるのではないでしょうか??? あっ、雪の上では多分絶対?遭遇出来ないと思いますので・・・。

 たぶん、1度も遭遇せず車を乗り換える人もいるでしょうな。であれば、問題もないかと・・・???。

地震と、プリウスのワイパーの関係とは???2011/06/02

先日夜の信号待ちの際、小さな揺れを感じた。
また地震か?と思い周りを見ても特に何も変化はない。

その日は雨でワイパーを使っていた。信号待ちで間欠モード。
良くよく観察すると、ワイパーが動いたときに車が振動する(ような気がする)。

確かにこの車は元々ワイパーの動きが早く、その動きにも重々しい感触を持っていたが、まさかこんなことがあるとは!

どうもこの車は、停車時アイドリングしていない状態でワイパーを動かすとステアリングに振動を感じ、全体が揺れるように感じるような気がするのだ・・・。

地震だと思ったのは勘違い。振動の原因はワイパーであった。

プラグインプリウスに付いてくるおまけ?2010/07/05

「プラグインプリウスを購入すると、今ならオリジナルトートバックが付いてきます!」

というのは冗談で、画像のバックは電源コードを入れるものらしい・・・。

プリウスにお乗りの方はお気づきだと思うが、ラゲッジスペースのフロアが、数センチ上がっているのがおわかりだろうか?ここにリチウムイオン電池が入っているのだろうか?この数センチは意外と大きいかもしれない。

PHVプリウス試乗の感想は、ひと言で言えばEVらしい。アクセルを踏んだ週間トルクが立ち上がり、途切れのないモーターでの加速が始まる。ガツンと踏めばエンジンに火が入り、しばらく止まらない・・・。

エンジンが止まってから(どのようなスケジュールで制御されているかは未確認)、再び加速を味わってみる。やはりEVのそれであり、かなり良い感触を得た。これで、20km走ってくれるのであれば、通勤時はEVで行けるはず。本格的な市販が楽しみである。

難を言えば形がプリウスそのものなので、外観上の新規性に乏しく、つまらないということだろうか。

これが専用のボディーを纏い世に出たならば、バカ売れするのではないか?

擬似エンジン音の発生で何がおきるか?2010/06/26

 プリウスに乗り始め、今までに何度か感じたことがある。それは、一方通行などの細い道路を走行中、歩行者がこちらに気づいてくれないことである。

 そのうちの何度かは、音も無く近づくプリウスに、驚いた様子をさせてしまったように感じることがあった。

 歩行者からして音もなく近づく車に驚くのは当然だが、車から見ても歩行者に気づいてもらえないというのも困ったものである。

 そこで、擬似エンジン音を発生する「車両接近通報装置」なるものを装着してみた。商品はミツバサンコーワ製SK‐003、画像にある赤いのがそのスイッチである。

 取付は電源・車速・イルミを接続し、スピーカをエンジンルームに設置するため、結構大掛かりな作業となった。

 走ってみると、エンジンオフのときに音が多少なりとも出ていると、歩行者に対し安心感があるのは確かである。

 その中でも私なりに気づいたことを書いてみる。

 第一に音がそんなに大きくないのではと思った。音量は調整できると良いのではないか?

 第二に時速2km/h~20km/hまで音が出るのだが、一時停止の交差点などで減速していくと、20km/hは止まる寸前の感覚である。最低でも30km/hでも音が出たようにしたほうが良いのではと思う。速度についても任意で可変できるのが理想である。

 第三に音質である。擬似エンジン音とインバータ音とのことだが、悪くもないが、決して良くもない。何が良いかはこれは難しい・・・。

 第四に、音を出したくないとき、そのつど任意でオンオフを選択できるようになっているが、起動のたびにスイッチは必ずオンになる。完全にオフに出来る機能があると良い。私は必要を感じたので早速オンオフスイッチを別に装着した。

 国交省ガイドラインに沿った商品なので、冒険は出来ないだろう事は想像に難くない。しかし、ある程度任意で設定を変えられるほうがユーザーの選択肢が広がってよいのではないかと思う。

 今後様々なメーカーから似たような装置が開発されるであろうが、この商品は先駆けて発売したことは評価できる。これからどんな商品が出てくるのか楽しみにしていよう。

プリウスの良い点・悪い点2010/06/20

納車後5000kmを後にし、大分車の概要が把握出来てきた。

本日往復200Km、高速道路70km・一般道路130kmの道のりを走り、最高燃費26.1km/lを記録。大したこと無いと言われるのは覚悟の上、自分としては驚異的な数値!

公共交通機関で行っても良かったのだが、計算上プリウスのほうがコストが掛からない。最低20km/lで燃費計算をしたが、十分以上の数値を記録。

今回のことも含め、良し悪しを個人的主観によりインプレッションしてみます。

1.悪い点
①水温形・回転形が存在せず、車と対話できない。我慢できず「燃費マネージャー」を装着。とても重宝してます。これが無いと運転が面白くないかもしれない?

②リアスポイラーが後続車を確認する妨げになり、ナンバープレートが必要な時に読み取りにくい。反面これは信号待ちで車高が同等の後続車のドライバーと目線が合わないという、良い点もある。

③インストルメントパネルのシボが、縦の部分と横の部分が存在し、違和感がある。何故だろう?

④ドアロック・アンロックのたびに、ピーピー鳴る音。すかさず無音にしました。

⑤コーナリング時に右側のAピラーが視界を遮り、コーナーの先が見えにくいこと。素早いコーナリング時など、結構大変。

11.5追加
⑥無駄に煽られることが多い。要因の一つに、自分の運転方法の変化があると思う。前方の状況とHSIを見ながら、効率的な運転をすることが多くなり、結果後続車のペースと合わないことが多いからか? それと、だれもがこの車を見たときに思うことが「早く走らない」、というイメージ。しかし、前方が赤信号で間違いなく停止することが分かってるのになあ・・・。

 私も前が思い切り空いていれば、フラットアウトで逃げてしまいますが・・・。あと、コーナーが続けば相手が走り屋以外、差は離れることが多いようですが、不味かったでしょうか?
 

2.良い点
①大人4人とキャディーバックを3個(4個は挑戦して無い)積み込む、優れたパッケージング。ハッチバックの車は久しぶりだが、やはり使い勝手は良い。

②甘くスイートな乗り心地。特に高速になればなるほど、しっとりとした ステアリングと、足回りの絶妙なコンビネーションが味わえる。高速道路でも侮れない走り。

③ワインディングもOK。一般的スポーティングドライバーが振り回す程度であれば、必要にして充分な足回り。あまり良い評価が聞こえないのは何故なのか?

④「エンジンを止める」という、最高の技を駆使したシステムに脱帽する。また、このシステムを知れば知るほど奥が深く、面白い車となる。

⑤この車に乗ると、とっても不思議なことが起こる。「プリウスで飛ばし屋パパもECOモード」になる。燃費をいかに上げるかを考えている自分に気づく。運転は常にゲーム感覚で面白い。飽きない。

3.総合評価
トヨタが作ったハイブリッド車という先入観。これが何を意味するかは人それぞれだと思う。単に燃費が良いという理由で選ぶ人もいれば、新しいイメージが良くて選ぶ人もいる。また、売れているから、営業に薦められたからという人もいよう。

自分としては想像していたよりも、良く出来た車であり、今まで乗ったどのトヨタ車より優れた車であり、好きな車である。いや好きになってしまった。