パイロットスポーツ3装着! 18インチへ重量化?2011/10/03

 バネ下の軽量化というのは何度か経験しているが、軽量化の逆は重量化というのか???
 
 E46のリアタイヤが駄目になり物色していたのだが、価格で勝負か、品質とブランドに拘るか悩んでいた。

 次回車検まであと2年、安い買い物で済ませようと思いながらあれこれと探しているうちに当たったのが、何と今更インチアップという選択。

 予算も含め悩むこと1週間、財務責任者?のお墨付きも得られそうなので思い切ってインチアップに踏み切ることにした。
 
 実は一時期18インチの頃があったので、2度目とはなるのだが、今回の目玉はタイヤがミシュランパイロットスポーツ3であるということ。

 パイロットシリーズは初代から2代目のPS2、そして今回のパイロットスポーツ3と、一応歴代の経験をしている。その点でも今回のPS3は楽しみなタイヤである(実はパイロットスポーツ3は、PS3と呼ばないのは最近知ったことであるが、略してPS3と呼ぶことにする)。


 重量を比較してみた。

 M68 17インチ
   F7.5J-17 225/45-17 PS2   19kg
   R8.5J-17 245/40-17 Rosso 19.5kg

 MVスポーク 18インチ
   F8.0J-18 225/40-18  PS3  21.2kg 
   R8.5J-18 255/35-18  PS3  22.3kg

 当然だがバネ下が重くなってしまう・・・。さぞ悪いことだらけだろうという予測をしつつ、取付けを行った。

 結果外観については当然ながら18インチの方がのびやかで、車全体がゴージャスになった印象。悪くない。

 走り始めの印象も良い。全体的に角が丸くなったように感じる。早速高速道路を利用しチェックに走る。
 
 とくに感じることは、高速道路の継ぎ目の段差等での話だが、今まではフロントタイヤが通過するときに「ドスン」というような音とショックを感じていたものが、今回は「トン」というような印象に変わったことである。インチアップをし重量も重くなったにもかかわらず、このような結果は朗報で、今までよりもストレスが軽減されるような気がする。

 ロードノイズも相応のボリュームで特に気になるものではなく、快適。悪路での印象はそれなりに揺すられ、魔法のタイヤとまではいかないが、全体の印象は良と評価できる。

 今回は4人乗車でのスマートドライブだったため、峠での印象はお預けとなるが、150km近く走った印象としては悪くない。

 あとは運動性能とライフによって、このタイヤの評価を下すことになるが、とても良い印象でスタートした重量化?とパイロットスポーツ3である。

パイロットスポーツ3 峠での印象2011/10/08

 パイロットスポーツ3 第2弾である。

 今朝暗いうちから起きだし、久々に裏山に行ってきた。

 タイヤを変えたのは良いが、峠でどのような挙動を示すのか一刻も早く知りたかったからである。

 山に入り最初のステージはいきなり高速コーナーの連続。ちょっと早い前車をパスし、評価速度にてコーナーに進入。何事もなく「レールに乗る」印象、悪くないなと。

 次のステージはアップダウンのある低中速コーナーが中心。慎重にグリップを確かめながらの走りではあるが、ドライバーの意思と車はイメージに近い挙動を示しながらコーナーをクリアしていく。

 最後のステージは中速コーナーのチェックポイント。DSCランプがちょこちょこと点灯する状態であったが、確実にトレースするという表現が正しいのか、そんな印象。

 総じて言うと、車全体が軽くなり以前よりも振り回せるような感じか。

 凹凸のある路面では忠実に振動を伝えるような場面もあるが、初回の印象は大きく変わらず、インチアップをして重量が増したにもかかわらず、印象は良い。

 しばらく朝ドラから遠ざかっていたが、明日も峠に行きたくなりそうな予感が・・・。